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鏡
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俺は霊とか信じないタイプの人間なんだけど一度だけ霊のようなもの見たことがある
怖いと言うか不思議だなぁって言う感じの話なんだけど
高校生の頃、ホラー映画が流行ってて特にリングとかが人気があってみんな怖い怖いって言うから見に行ったんだけど、それほど怖くもなく貞子の目が気持ち悪かったぐらいだった
それから俺はいろんなホラー映画を見たけど特に怖いと言う感じは無かった
俺はどうしてもみんなと同じ怖さを知りたかった
しかし映像では怖さが伝わってこないので実際に見て怖さを体験しようと思いついた
昔テレビで霊能力者が鏡には結構霊的な力があると言う話をしていたのを参考に夜中に鏡を見ることにした
そうすれば多分見えるだろうと思って毎晩12時頃鏡を見るようにした(今思うとかなり馬鹿みたいだが)
しかしなんどみても霊は見えず自分の顔しか写らなかった
だんだんホラー映画のブームも過ぎて行き部活も剣道部で疲れて帰ってきてこんなことしても馬鹿馬鹿しいだけなので10日目ぐらいでやめてしまった
それから部活でヘトヘトになって家に帰って寝るだけの繰り返しになり怖さのことはもうどうでもよくなってきた
もう高3になる頃にはすっかり忘れていていつものよう疲れて帰宅してから2時間も経たない内寝てしまった
その夜不意にトイレに行きたくなったので用をたしてると自分の小がとても黄色く、疲れてるんだなと思って鏡をみると案の定とてもげっそりしていまにも倒れそうな顔をしていた
その日は朝練があったのでそれからすぐに寝て、5時半ぐらいに起きて歯を磨くため洗面所の電気を点けたところで変わった事に気づいた
「今電気点けたから夜中は真っ暗で鏡が見えないのに、なんで昨日は顔が見えたんだ?」
顔の状態もいつも通りで昨日の顔とはまったく違っていてまるで別人のようだった
おそらく寝ることによって疲れが取れただけだろうと思うけど…
それから大学生になりテレビを見ていてホラーの特集みたいなのがやっててこんなことを言っていた
「ある時間帯に鏡をみていると自分の死に顔を見れることがある」
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